今年(2016年)の夏の甲子園に、神奈川代表として横浜高校が出場しました。
今年度の横浜高校は、神奈川県内では無敗という驚くほどの強さでした。
県大会予選も、堂々とした試合運びで、優勝しました。
投手も、右腕のエース・藤平投手と、左腕の石川投手という2枚看板がそろい、期待が大きかったです。
エースひとりが投げて、消耗して、負けてしまうというパターンが避けられると思ったからです。
これはもしかすると、全国制覇するのでは、と期待していました。
事前の予想では、優勝候補の一角としても挙げられるほどでした。
1回戦の対東北高校においては、7-1というスコアで危なげなく勝ち上がりました。
しかし、2回戦の対履正社高校では、1-5というスコアで負けてしまい残念です。
雷雨による中断を2度はさむタフな試合でした。
横浜高校は初回に1点を先制したものの、2回に5点を返され、そのままゲームセットを迎えました。
履正社高校の寺島投手が見事で、最後まで打ち崩すことができませんでした。
欲を言えば、終盤、寺島投手に疲れがみえたので打ち崩せそうなチャンスはありました。
しかし、最後までふんばって投げ抜きさすがでしたね。
横浜高校のナインも最後まで全力を尽くしていました。
今年度から就任した平田新監督も、選手をよく観察し、のびのびと力を発揮させるとても良い監督という印象です。
選手たちの今後の姿や、来年以降の横浜高校にも注目していきたいと思いました。
お盆の8月14日の試合でしたので、ずっとテレビで観戦することができて良かったです。
今年の夏はオリンピックもあり、世界の頂点を競っています。
他方で、ひたむきにプレーして、高校の日本一を選手たちもいます。
どちらも全力でがんばっている姿は同じで、とてもまぶしいと感じました。