住宅購入の流れ

住宅をご購入されるまでの、全体的な流れをご説明いたします。
この流れを把握しておくと、より落ち着いて、スムースに、行動や判断ができます。
良い住まいを手に入れるために、ぜひご覧ください。

分譲物件と仲介物件の違いとは?
ご購入の流れ【分譲物件】
ご購入の流れ【仲介物件】

分譲物件と仲介物件の違いとは?

住宅物件には、「分譲物件」と「仲介物件」があります。
この両者におきましては、ご購入の流れが一部異なります。
仲介する不動産会社の有無によって、ご購入の流れが変わるためです。

分譲物件の場合

  • 住宅の売主は、基本的に、不動産会社となります。
    この売主(不動産会社)から、住宅を直接購入します。
    仲介をはさむことはありません。
    新築マンションや、販売戸数の多い新築一戸建ては、分譲物件となることが多いです。

     

    ※売主(不動産会社)が、別の不動産会社に、販売代理を委託するケースもあります。
    このときは、購入の窓口は、販売代理を受託した不動産会社となります。

  • 住宅購入の流れ_イメージ図01

ご購入の流れ【分譲物件】をみる

仲介物件の場合

  • 住宅の売主は、基本的に、個人となります。
    この売主が、不動産会社に仲介を依頼します。
    そして、依頼を受けた不動産会社を通して、買主は住宅を購入します。
    中古物件や、販売戸数の少ない新築一戸建ては、仲介物件となることが多いです。

     

    ※仲介物件では、不動産会社への仲介手数料が発生することがあります。
    事前に確認しておきましょう。

  • 住宅購入の流れ_イメージ図02

ご購入の流れ【仲介物件】をみる

ご購入の流れ【分譲物件】

1  希望条件を整理する

  •  
  • まず、住まいの希望条件を、あらかじめ整理しておきましょう。
    たとえば、立地、住宅の種類、広さ、間取り、周辺環境など。
    重要度に応じて、条件に優先順位をつけておくのも大切です。

2  予算を決定する

  •  
  • 収入・預貯金・住宅ローンの借入可能額などを確認しましょう。
    また、希望条件に沿う物件の相場を把握しましょう。
    ご自身の経済状況と住宅相場から、おおよその予算が決まります。

3  住まいの情報を集める

  •  
  • 希望条件と予算に合った住まいの情報を集めましょう。
    インターネット、広告チラシ、不動産会社による紹介、口コミなど。
    アンテナを広く張って、より良い住まいを探します。

4  現地見学に行く

  •  
  • 候補となる住まいやモデルルームの見学に行きます。
    同時に、実際の周辺環境や交通アクセスなども確認しましょう。
    気に入った物件は、曜日や時間帯などを変えて、複数回行きましょう。

5  資金計画を立てる

  •  
  • 住まいの候補を絞りながら、資金計画も立てていきましょう。
    購入を前提に、具体的な数字を挙げて、試算していきます。
    購入資金、諸経費、ローンの返済金額・期間・金利など。

6  購入を申し込む

  •  
  • 売主または販売代理の不動産会社に住まいの購入を申し込みます。
    この際、申込証拠金(数万円~10万円程度)を預ける場合があります。
    もし申込をキャンセルしても、全額返還されるか確認しておきましょう。

7  重要事項の説明を受ける

  •  
  • 購入を申し込んだ不動産会社から、重要事項の説明を受けます。
    この説明は、法律上の義務として、宅地建物取引士が行います。
    契約内容を確認する最後の機会となりますので、注意しましょう。

8  売買契約を結ぶ

  •  
  • 重要項目の説明に問題がなければ、売主と売買契約を結びます。
    この際、手付金(50万円~100万円程度が相場)を支払う必要があります。
    契約を結んだ後、万が一解約しても、手付金は戻りません。

9  住宅ローン契約を結ぶ

  •  
  • 売買契約を結び終えた後、住宅ローンの契約を結びます。
    ただし、事前に住宅ローン審査を受け、融資の承認が必要です。
    確定申告で、住宅ローン控除を受けることも覚えておきましょう。

10  引き渡しを受ける

  •  
  • 契約を結んだ物件が完成した後、残りの代金を支払います。
    同時に、売主は物件を引き渡し、不動産の登記手続きを行います。
    引き渡しの際には、物件に問題がないかチェックをしましょう。

ご購入の流れ【仲介物件】

1  希望条件を整理する

  •  
  • まず、住まいの希望条件を、あらかじめ整理しておきましょう。
    たとえば、立地、住宅の種類、広さ、間取り、周辺環境など。
    重要度に応じて、条件に優先順位をつけておくのも大切です。

2  予算を決定する

  •  
  • 収入・預貯金・住宅ローンの借入可能額などを確認しましょう。
    また、希望条件に沿う物件の相場を把握しましょう。
    ご自身の経済状況と住宅相場から、おおよその予算が決まります。

3  不動産会社を探す

  •  
  • 希望の物件を仲介する不動産会社を探しましょう。
    良い住まいとの出会いには、信頼できる不動産会社が欠かせません。
    アンテナを広く張って、不動産会社の情報を集めます。

4  住まいを探す

  •  
  • 不動産会社に、希望条件と予算を伝え、住まいを探してもらいます。
    同時に、ご自身で、希望に沿う物件の情報を集めることもできます。
    インターネット、広告チラシ、口コミなどから、住まいの情報を得ます。

5  現地見学に行く

  •  
  • 候補となる住まいやモデルルームの見学に行きます。
    同時に、実際の周辺環境や交通アクセスなども確認しましょう。
    気に入った物件は、曜日や時間帯などを変えて、複数回行きましょう。

6  不動産会社と媒介契約を結ぶ

  •  
  • 不動産会社と媒介契約(正式な売買仲介の依頼)を結びます。
    この契約には、仲介業務のサービス内容、仲介手数料などが記載されます。
    (媒介契約は、「4.住まいを探す」から「8.購入を申し込む」の期間中に結びます。)

7  資金計画を立てる

  •  
  • 住まいの候補を絞りながら、資金計画も立てていきましょう。
    購入を前提に、具体的な数字を挙げて、試算していきます。
    購入資金、諸経費、ローンの返済金額・期間・金利など。

8  購入を申し込む

  •  
  • 仲介の不動産会社を通して、売主に購入を申し込みます。
    この際、申込証拠金(数万円~10万円程度)を預ける場合があります。
    もし申込をキャンセルしても、全額返還されるか確認しておきましょう。

9  重要事項の説明を受ける

  •  
  • 仲介を依頼した不動産会社から、重要事項の説明を受けます。
    この説明は、法律上の義務として、宅地建物取引士が行います。
    契約内容を確認する最後の機会となりますので、注意しましょう。

10  売買契約を結ぶ

  •  
  • 重要項目の説明に問題がなければ、売主と売買契約を結びます。
    この際、手付金(50万円~100万円程度が相場)を支払う必要があります。
    契約を結んだ後、万が一解約しても、手付金は戻りません。

11  住宅ローン契約を結ぶ

  •  
  • 売買契約を結び終えた後、住宅ローンの契約を結びます。
    ただし、事前に住宅ローン審査を受け、融資の承認が必要です。
    確定申告で、住宅ローン控除を受けることも覚えておきましょう。

12  引き渡しを受ける

  •  
  • 契約を結んだ物件が完成した後、残りの代金を支払います。
    同時に、売主は物件を引き渡し、不動産の登記手続きを行います。
    引き渡しの際には、物件に問題がないかチェックをしましょう。

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