およそ半年の改修工事期間を経て、7月1日、横浜アリーナがリニューアルオープンします。
もともとの想定では、工期は8か月だったようですが、工夫をして半年に縮めることができたそうです。
4階にある受変電設備を入れ替える予定でしたが、時間がかかるため1階に新設したとのこと。
これにより、2か月半の工期短縮が実現しました。
他にも、電気・空調設備、ロビーやトイレまわり、座席、照明、案内表示等、いろいろなところが改修されました。
正面入口には、360インチの大型ビジョンが新設されて、会場に入るそのときから来場者を楽しませてくれそうです。
照明はすべてLED化されて、明るさが調整できるようになりました。
また、従来と比較して照明が軽量化され、天井部分の重量も軽くなりました。
このことにより、今までよりも重いものを吊るすことが可能になり、演出の幅が広がるでしょう。
横浜アリーナは平成元年(1989年)の4月1日にオープンしました。
それから、27年もの間、横浜市民はもちろん、日本全国、世界中の人を迎え入れてきました。
私も、ライブやイベントに足を運んだり、20歳のときは成人式に行きました。
とてもなつかしくて良い思い出です。
(成人式のときは、誰かが壇上で騒いでいましたね・笑)
横浜アリーナは、とても好きな会場のひとつです。
アクセスも良好で、JRまたは市営地下鉄の新横浜駅から徒歩5分ほどです。
周辺には食事のおいしいお店も多く、イベントの前後にゆったり楽しむことができます。
そんな横浜アリーナの、個人的にはほぼ唯一の弱点だったのが可動式の観客席です。
横浜アリーナは、センター席、アリーナ席、スタンド席という3つのエリアに大きく分かれています。
(他の会場では通常アリーナと呼ばれる1階部分が、横浜アリーナではセンター席と呼ばれています。)
センター席を囲むように、アリーナ席があり、さらにその外にスタンド席があります。
このアリーナ席の部分が可動式になっていました。
今まで、可動式の席には少しすき間があって、運悪くものを落とすと拾うことができませんでした。
さらに、私のようにちょっと臆病な人間からすると、この間に足がはさまってしまうのではないか、という若干の不安がありました。
しかし、今回の改修で、このすき間が無くなりました。
これで安心してイベントやライブを楽しむことができます。
横浜アリーナの周辺は、飲食店やホテルが多く、普段の日に行っても便利でおもしろいです。
私も以前、横浜アリーナに近い会場で、友人の結婚式に行ったことがあります。
近くには鶴見川が流れていて、散歩やジョギングをする人も多いです。
少し歩くと、ラーメン博物館や日産スタジアムがあります。
そんな周辺環境も含めて、横浜アリーナは魅力的な場所となっています。
ぜひ、一度行かれることをおすすめします。