横浜市営地下鉄のブルーラインは、湘南台駅からあざみ野駅まで通っています。
このあざみ野駅の先へ線路をさらに伸ばし、小田急線の新百合ヶ丘駅まで通すという計画があります。
あざみ野には、地下鉄ブルーラインのほかに、東急田園都市線が通っています。
新百合ヶ丘には、小田急線が通ってます。
田園都市線も小田急線も郊外から、都心へと延びる線路です。
ブルーラインの延伸計画は、この両路線をつなぐというものです。
あざみ野は横浜市、新百合ヶ丘は川崎市なので、郊外同士を結び付ける路線となります。
横浜市によると、ブルーラインが延伸された場合、あざみ野・新百合ヶ丘間が、現在の31分から11分になるとのことです。
およそ三分の一に時間が短縮されることになります。
これはとても便利になりますね。
ただし、この延伸計画はまだ正式に事業化されておりません。
計画の実現はほぼ間違いないと思われますが、今はまだ事前調査の段階です。
着工は、以前にご紹介した相鉄線の「都心直通プロジェクト」がひと段落してからになると思われます。
とはいえ、そう遠くない将来に線路が伸びて、JR、東急、小田急といった各路線がつながり、郊外の交通が便利になるのは嬉しいですね。