日本の住宅は欧米に比べて、建て替えのサイクルが早いと言われています。
住宅の平均寿命は、日本が26年、アメリカが44年、イギリスが75年というデータもあります。
(平成8年・国土交通省)
そんな中、長い間暮らせる丈夫で快適な家を増やすための法律ができました。
2009年6月に施工された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」です。
長期優良住宅は、耐震性や劣化対策、省エネ、バリアフリー対応など、様々な措置がとられた住宅です。
長期優良住宅として認定されると、例えば以下のように、税制やローンが有利になります。
● ローン減税の最大控除額・・・500万円(一般住宅は400万円)
● 不動産取得税の控除額・・・1300万円(一般住宅は1200万円)
● 固定資産税の1/2軽減(戸建)・・・1~5年目(一般住宅は1~3年目)
● 固定資産税の1/2軽減(マンション)・・・1~7年目(一般住宅は1~5年目)
こうした優遇措置はうれしいですね。
もちろん、長期優良住宅だからといって、ただちに安心・快適だと決めることはできません。
お客様ご自身でのチェックも必要になってまいります。
とはいえ、こういった視点、法律があると意識するだけでも、判断の幅が広がるかと思います。
もしご縁がありましたら、私たちもできる限りのサポートいたします。