建物で重要なのは土台で、一戸建てにおいても例外ではありません。
ご購入の前には、床下点検口から、土台の様子を確認しましょう。
床下点検口に収納庫が付いている場合は、持ち上げて取り外しましょう。
点検口を開け、床下を懐中電灯で照らすと、いろいろなことがわかってきます。
床下に入らなくても、覗ける範囲だけでもある程度のことがわかるので、きちんと確認しておきましょう。
チェックする際は、以下の5点は押さえておきましょう。
- 基礎の状態
- 配管
- 換気
- シロアリ
- 断熱材
1の基礎の状態については、木材やコンクリートの状態を確かめましょう。
木材が痛んでいたり、コンクリートがひび割れていないかを見ます。
また、排管工事の際に基礎の一部を削っている場合もあったりするので確認しておきましょう。
2の配管についても、損傷がないかどうか確認します。
3の換気については、床下の湿度をチェックします。
乾燥している状態なら換気がうまくいっています。
しかし、じめじめとしている場合には、空気の流れが滞ってたり、配管から水が漏れている可能性があります。
カビが生えていないかという点も見ておきましょう。
4のシロアリについては、木材の部分はもちろんのこと、断熱材もやられていないか確認します。
その他に、蟻道や死骸の有無もチェックしましょう。
5の断熱材は、きちんと付けられているか見ておきます。
以上、床下点検口から確認しておくべきポイントです。
一戸建てをご購入される場合は、事前にチェックしておきましょう。